<日本音響学会 第26回特別企画>音響学会九州支部・創立10周年記念コンサート「博多で感じるアジアのかおり 〜マリンバ独奏と木管三重奏によるラーマヤナの世界」
Mika Yoshida / Ratsch Trio / Shigenobu Nakamura
2008年9月9日(火)19時開演/九大大橋キャンパス・多次元ホール <予約制[先着順]/入場無料>

会場: 九州大学大橋キャンパス 多次元ホール  (福岡市南区塩原4-9-1 西鉄大牟田線大橋駅より徒歩5分)
コンサート概要  演奏曲目  出演者  予約申込
吉田ミカ(マリンバ) | ラーチトリオ(木管三重奏) | 中村滋延(作曲家/メディアアーティスト)
吉田ミカ(マリンバ)
熊本・天草を拠点に、日本国内のみならず国外でも公演を多数行い、ニューヨーク・カーネギーワイルホールで2度 (2001, 2004)、2007年1月にはカーネギーZANKELホール初のマリンバリサイタルを開催しチケットはソールドアウトし観客総立ちの大成功を収めた。東京でのリサイタルも(王子、トッパン、浜離宮ホール)各誌で高い評価を得ている。 2006, 07年には世界を代表するマリンバ奏者の一人として世界最大の打楽器の祭典「PASIC」で招待演奏を行なう。2枚の自身のCDの他に、S・ライヒ、久石譲、R・ストルツマンのCD録音に参加。 クラクフ室内管弦楽団、ソンバトヘイ交響楽団、九州交響楽団、熊本交響楽団と委嘱したマリンバ協奏曲を世界初演。 1999年熊本県文化芸術懇話会新人賞を受賞。トロント大学上級演奏家コースを首席修了。 これまでに、上海、台湾、韓国、ハンガリー、ドイツ、ロンドン、カナダ(トロント、ニューファンドランド)フランス、アメリカ10州で公演。 これまでに、ネクサス、R・ストルツマン、エディ・ゴメス、カクラバ・ロビ、渡辺香津美、VEGA弦楽4重奏、大島ミチル、ツトム・山下、二代目高橋竹山、渡辺真知子、W.ランソム氏他世界中のさまざまなジャンルのアーティストと数多く共演しながら、新しいマリンバの作品を委嘱し独自の音楽(マリンバ)世界を追求するユニークなアーティストとして活躍中。
米「ProMark」契約アーティスト(MikaYoshida シグネチャーマレットを発売)「デ・マロウマリンバ」契約アーティスト。
オフィシャルサイト:http://www.mikarimba.com/

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ラーチ・トリオ(木管三重奏)
クラリネット・古賀久美子、オーボエ・桐谷美貴子、ファゴット・佐藤貴宣による木管トリオ。 いずれも福岡県出身で、ヨーロッパ各地で研鑽を積み、九州各県をはじめ国内外で活躍している。それぞれ、九州交響楽団、東京フィルハーモニー、ドイツ・フランクフルターオーケストラなどとソリストとして協演。 ソロや室内楽での演奏活動をはじめ、福岡でのクラシックラジオ番組パーソナリティや、九州各地の大学で後進の指導にあたるなど、幅広く活躍している。
トリオとしては、2005年に結成の後、これまでに2度のリサイタル(於 福岡市)を開催している。

古賀久美子(クラリネット)
武藏の音楽大学卒、桐朋学院大学研究科修了。ドイツ国立フランクフルト芸術大学卒業。 第4回大阪国際音楽コンクール第1位入賞、名誉芸術監督賞及び大阪府知事賞受賞。 ドイツにてDAADコンクール入賞。第7回九州音楽コンクール最優秀賞受賞。 九州室内管弦楽団、及び九州管楽合奏団クラリネット奏者。 http://artist.musicinfo.co.jp/~k-koga/

桐谷美貴子(オーボエ)
武蔵の音楽大学卒業。2002〜2004年ハンガリー国立リスト音楽院留学。 第46回西日本新人紹介演奏会にいて審査員奨励賞受賞。 第19回日本管打楽器コンクール「オーボエ」「オーボエ」部門第3位入賞。 オーボエを大倉安幸、吉成行蔵、ヨーゼフ・キシュ、池田昭子、青山聖樹に師事。

佐藤貴宣(ファゴット)
大分県立芸術文化短期大学音楽科卒業及び同大学音楽専攻科修了。 財団法人ローム・ミュージック・ファンデーションより奨学援助を受け、マスタークラスを修了。 これまでにファゴットを小山昭雄、埜口浩之の両氏に、室内楽を故松村秀雄、工藤重典の両氏に師事。 大分県立芸術文化短期大学付属緑丘高等学校音楽科非常勤講師

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中村滋延(作曲家・メディアアーティスト)
1977年愛知県立芸術大学大学院修了,石井歓,中田直宏に師事。在学中の74〜76年に西ドイツ政府給費生(DAAD 奨学生)としてミュンヘン音楽大学でW.キルマイヤーに師事。2度の日本音楽コンクール作曲部門,2度の国際ガウデアムス作曲コンクール,日本交響楽振興財団作曲賞,日本音楽集団作曲賞,「今日の音楽」作曲コンクール,国立劇場舞台芸術作品賞などのコンクールの入選入賞多数。作曲作品は4曲の交響曲を含め80曲以上。多様な創作活動の中で際だつ点は,視覚的要素を構成に取り入れた音楽作品の存在である。特に視覚的要素と聴覚的要素の結びつきにコンピュータを積極的に応用することによって「音楽系メディアアート」というジャンルを確立し,近年注目を集めている。それらの作品はICMC(国際コンピュータ音楽会議),国際メディアアート賞など海外の重要なフェスティバルで上演上映されている。創作活動のみならず現代音楽やメディアアートのイベントを度々企画・制作している。ドイツZKM客員芸術家,日本音楽コンクール作曲部門審査員等を経て,現在,九州大学大学院芸術工学研究院教授(芸術工学研究院音響部門)として,音楽理論,作曲,メディアアートの制作・研究・教育に取り組む。
オフィシャルサイト:http://www.kyushu-id.ac.jp/~sn/




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主催:(社)日本音響学会 / 共催:日本音響学会九州支部