平成14年度日本音響学会九州支部事業報告
平成14年4月1日から平成15年3月31日
本年度における会員現況と事業内容を以下項目別に報告する。
会員現状
1. 会員現況 平成14年度
会員種別平成14年3月31日平成15年3月31日年度内の増減
名誉会員000
終身会員13+2
正会員197193-4
学生会員5665+9
賛助会員5社5口5社5口0
2. 支部総会(平成15年3月29日 14:00〜15:30)
出席者20名(委任状49名):従って総会出席とみなす数は69名<総会当日出席者:24名>
事業内容
1. 第3回21世紀音響学講座「いっしょに学ぼう音の不思議」)の開催
日時:平成14年4月27日(土)12:00〜17:30
参加:九州芸術工科大学,大分大学,熊本大学,鹿児島大学,琉球大学,徳島大学,佐賀大学
SCS利用により7会場に配信(講演配信は福岡会場・熊本会場)〜受講者総数約230名
2. 九州嶺南音響学会議2003(Kyushu-Youngnam Joint Conference on Acoustics 2003)の開催
日時:平成15年1月25日(土) / 会場 九州芸術工科大学
会議登録参加者
合計72名
日本46名(内訳:学生23名,一般23名)
韓国26名(内訳:学生15名,一般11名)
招待講演 特別講演 2件
(1) Taebo Shim氏:Agency for Defense Developement, KoreaPrincipal Researcher,Ph.D.
(2) 藤原 恭司氏:九州芸術工科大学教授,工学博士,音響設計学科
一般講演 33件 (内訳:日本16件,韓国:17件)
本会議は,従来の“学生のための講演・研究発表会”に相当する(隔年開催)講演とポスターの逐次セッション構成で,参加者の十分な聴講・議論の参画を計りその時間を確保した。盛んな質疑応答で有意義な研究発表会を実現できた。2年後に韓国で2回目を開催する。
3. 学生表彰について
平成14年度内に九州支部で主催及び共催する研究発表会,研究会,及び学生のための講演会(平成14年度は, “九州嶺南音響学会議2003”を含む)における口頭発表を対象に,特に優れたものを表彰する。今年度は5件のエントリー。審査の詳細,結果は平成15年度総会議事にて決定。
4. インターネットを利用した各種論文や活動内容の公表(継続)
(ア)掲載内容の充実
1. 九州支部関連文書
2. 支部からのお知らせ(九州嶺南音響学会議2003)
3. 支部行事の報告
4. 研究室訪問
5. ネットワークを利用した共同研究環境の整備
(ア)メーリングリストの整備と非登録者のアドレスの整備(対象者:正会員193名)
平成13年度末:92名
平成14年度末:102名
(イ)音響学会ホームページから支部のホームページへのリンクの作成(→済み)
6. 支部主催・共催講演会の開催及び音響学会各種研究会・各種会議開催に対する支援
(ア)支部内において開催された各種研究発表会に対する開催支援
以下の8件に対して財政的支援を伴う支援を行った。
1. 第3回21世紀音響学講座「いっしょに学ぼう音の不思議」:平成14年4月27日
2. 学生・一般向け講演会(熊本大学):平成14年7月19日
題目:「コンサートホールの形と音」講師:東京大学生産技術研究所 橘秀樹 教授
3. 騒音・振動研究会:平成14年7月26日(九州大学)
4. 音声研究会:平成14年8月29〜30日(九州芸術工科大学)
5. 電気/応用音響研究会:平成14年11月28〜29日(熊本電波高専)
6. 聴覚・音楽音響研究会:平成14年12月14〜15日(九州芸術工科大学)
7. 建築音響/騒音振動研究会:平成14年12月20日(沖縄産業文化センター)
8. 音楽音響研究会:平成15年2月21〜22日(日本文理大学)
(イ)支部主催の講演会に対する開催支援
1. 総会特別講演会
平成14年3月30日
会場:九州芸術工科大学
参加者:約30名
「発展する情報化社会と今なお伸びる磁気記録」
講師:九州芸術工科大学芸術工学部芸術情報設計学科教授 鈴木俊行 氏
7. 他学会との連携
(ア)電気関係学会九州支部活動
1. 研究発表会〜電気関係学会九州支部連合大会
会場:長崎大学,開催日:平成14年9月26日
セッション[応用音響・音声]:合計30件(昨年度34件)の研究発表が行われた。
2. 会議出席など
[平成14年5月17日]
電気関係学会九州支部連合会庶務幹事会出席(九大)
[平成14年6月6日]
電気関係学会九州支部連合会新旧役員会出席(九大)
1)平成13年度連合大会(佐賀大学)の実施報告
2)平成14年度連合大会(長崎大学)の準備状況
3)平成15年度連合大会(熊本)〜会場:崇城大学/9/26-27(予定)
4)連合会事務局(連合大会運営の電子化)→ワーキンググループ(WG)で検討
[平成14年9月10日]
電気関係学会九州支部連合会幹事会出席(九大)
1)平成14年度大会の現況報告
2)次,次々回の担当学会・開催校
3)連合会事務局・大会運営の電子化についてのアンケート結果報告
[平成14年9月26日]
電気関係学会九州支部連合会役員会出席(長崎大)
1)平成14年度大会の現状報告 会場数15,発表件数828件
2)次回,次々回開催校及び開催地について
平成15年度:崇城大学(担当学会:音響学会九州支部 9月26,27日)
平成16年度:鹿児島(担当学会:電気学会九州支部:未定)
[平成14年11月7日]
電気関係学会九州支部連合会電子化WG委員会出席(九大)
[平成15年1月23日]
電気関係学会九州支部連合会電子化WG委員会出席(九大)
連合会事務局作業の電子化(連合大会受付・登録・論文集など)に向けた準備委員会として立ち上げ(本支部からは,上田庶務幹事と苣木氏(熊大)がWGメンバー)
電子化の具体的内容・作業内容について検討
平成15年2月24日 電気関係学会九州支部連合会臨時役員会出席(九大)
同上電子化WG案を役員会にて了承. 平成15年度の崇城大学開催より開始
(イ)韓国音響学会嶺南支部との連携
1. 九州嶺南音響学会議2003 の開催(平成15年1月25日:九州芸術工科大学〜本報告“事業報告”参照)
2. 2年後に両支部合同の“九州嶺南音響学会議2005”(第2回)を韓国にて開催予定
以上